こんにちは、jumpeiです。
タイトルにもあるように、今回はこちらの本を読ませていただきました。
著者は服部雄一郎/服部麻子 共著となっており、ご夫妻でマイホーム建築までの道のりを記した本になっております。
今日も早速、Ethical Go!
作者紹介
服部雄一郎さんは、「ゼロ・ウェイストホーム」「プラスチック・フリー生活」やの翻訳を行なっており、
2021年には自身の名義で「サステイナブルに暮らしたい」という本を出版しています。
サステナブル界隈?だと有名な方ですよね。
その方が新たに出した2022年6月に出した本が、この「サステイナブルに家を建てる」です。
サステイナブルシリーズ第2弾!
服部雄一郎さんの本(第1弾!)はこちらから
なかなかに曝け出しています
序盤の方から、実際にかかった金額を教えてくれています。笑
元々は、家を買うなんて考えておらず、一生賃貸でも良いと思っていたそうですが、
あることがきっかけで家を持つことを考えました。
そして家を持つなら自然素材。羊毛などの断熱材や、漆喰の壁、床は無垢材で、薪ストーブで暖をとって、
ソーラーパネルをつけてオフグリッドに、、、考えるとキリがないお家づくり。誰もが通る道を作者も通っています。
この本では、作者がそこからどういう経緯で素材を選び、設備を取捨選択し、いかに自分の生活に沿った
地に足がついたサステイナブルな家が建ったか、についてのストーリーが綴られていました。
キーワードは100年住み継がれる家づくりです。
あなたの理想の家は本当に等身大ですか?
自然素材の家を買いたい!だけど高くて手が出せない、、、
という方は最初に見ておくべき本です。
自分の理想の家は本当に自分の生活に合っているのか。
その家を買うことで生活が苦しくならないか。
本当に地に足のついた生活か。家か。
今の自分の生活に照らし合わせながら、無理のない暮らしをすることが大切です。
100年住み継がれる家づくり
よくお家を作る時は、家族構成から考えることが多いと思います。
子供の部屋はクローゼット必須で5〜6畳はいる、パパも書斎は欲しいし、ママは大きい化粧台とキッチンが欲しい
などなどやりたいことを詰め込みたくなりますよね。
ただ、一度考えて欲しいのは、
その家は100年先まで住み継がれる家なのか?
ということ。これが本書のキーワードとなり、家づくりの根底になっています。(と、私は考えています笑)
自然素材のお家に住みたい方は、
解体の時に自然に還る素材だから環境に良い、プラスチックは極力使いたくない
など、エシカルな思考を持った方が多いと思います。
そのような思考を持つ方だからこそ考えてほしいのです。
お家を建てて20年後に壊して、また建て直す。
コストも高いですし、廃材もたくさん出ます。環境に良いとは言えませんね。
自分が住みはじめて100年後に別の人に託すことを考えてみてください。
子供は10年後、長くても20年後には家を巣立って行きます。
残りの80年-90年は自分が死ぬまで住んで、そしてまた新しい誰かが住み始めます。
そういうことを考えると子供の部屋は大きくなくて良いかな?
化粧台は邪魔になるから無くして部屋を大きく使えたほうがいいかな?
など、より等身大なお家に近づいていきます。
これからお家を建てる人には是非知っておいてほしいキーワードですね。
さいごに
このタイミングで本書に会えてよかった、、、笑
同じような悩みを抱えている方、たくさんいると思います。
著者はすでに高知に住んでおり、良い土地を見つけられたのでお家づくりまで漕ぎ着けられていますが、
土地探しから始める人は、まずはそのハードルをクリアしていきましょう。
自然素材のお家はとても高いので、どういう点なら妥協できるのか、など
パートナーの方にも是非共有してみてくださいね。
お節介でしたね笑 それでは、本日はこのあたりで!みなさんも是非お試しください!