フェアトレードタウン:地域経済への貢献と共感

こんにちはjumpeiです。今回はフェアトレードタウンについて紹介していきます。

きょうも早速、Ethical GO!

よろしくお願いします!

目次

フェアトレードタウンとは?

フェアトレードタウンとは、倫理的な価値観に基づいた消費と貿易を奨励するコミュニティの概念のことを指します。


もう少し簡単な言い方をすると

街※1ぐるみで、フェアトレードを推進し、フェアトレード商品を購入していこう!!

と掲げている街のことです。

※1 街とは、市町村県だけではなく、企業や商店団体・市民団体のことも指します。

続いて、フェアトレードについて紹介します!

フェアトレードの背景

不公正な国際貿易の問題

国際貿易は、世界中の商品やサービスを交換するための重要な手段ですが、しばしば不公平な構造によって特徴づけられています。特に途上国の農産物や労働者にとって、不公正な国際貿易の問題は深刻です。
これらの問題には以下のような要因が関与しています。

価格の不均衡: 途上国の農産物や製品は、国際市場で低価格で販売され、生産者には不当な報酬しか支払われないことがあります。これは、生活条件の向上や基本的なニーズの満たしにくさを引き起こします。

過酷な労働条件: 一部の途上国では、労働者が不安定な状況で働き、過酷な労働条件下で生活しています
これには低賃金、安全でない労働環境、長時間労働が含まれます。

貿易の不透明性: 一部の国際貿易は不透明で、中間業者が生産者と買い手の間に入り、価格設定や契約条件を操作します。これにより、生産者は不利な立場に立たされることがあります。

あなたが食べているものも過酷な労働の中で生産されたものかもしれません。

フェアトレードの誕生と目的

フェアトレードは、こうした問題に対抗するために生まれた運動です。
その主要な目的は、以下の点を達成することです。

公正な報酬:生産者に公正な価格を支払い、生計を改善することを重視します。
これにより、農民や労働者は適切な報酬を受け取り、家族や地域社会に貢献できるようになります。

適正な労働条件過酷な労働条件を改善し、労働者の権利を保護するための措置を取ります。
安全で健康的な労働環境、適切な労働時間、人権の尊重が含まれます。

透明な取引:取引プロセスを透明にし、中間業者の影響を最小限に抑えます。
これにより、生産者と消費者の間に直接のつながりが生まれ、信頼性の高い取引が促進されます。

フェアトレードは、消費者がエシカルな選択を行い、世界中の生産者に支援の手を差し伸べる方法の一つとして、国際的に認められています。
個人とコミュニティがフェアトレードを支持することで、不公正な国際貿易の問題に対抗し、持続可能な未来を築く一環となるのです!

その証拠に生産者から直接購入することも増えていますね!これもフェアトレードの一つです!

フェアトレードについてはこちらでも紹介しております。

https://life-sized-life.com/フェアトレードとは:公正な貿易の基本とエシカ/

フェアトレードタウンの概要

こういったフェアトレードを市町村単位で行っていこう!というのがフェアトレードタウンとなります。

フェアトレードタウンは認定制度がある

フェアトレードは各自治体が目指すものとして呼称することがありますが、実は認定制度があります。

Fair Trade Forum Japan(フェアトレードフォーラムジャパン、FTFJ)という一般社団法人が設立した認定制度で、ここは2014年3月のフェアトレード国際会議などの開催を行なっている機関です。

認定基準

認定なのでもちろん基準があります。基準は下記の通りです。

基準1:推進組織の設立と支持層の拡大

フェアトレードタウン運動が持続的に発展し、支持層が広がるよう、地域内のさまざまなセクターや分野の人々からなる推進組織が設立されている。

基準2:運動の展開と市民の啓発

地域社会の中でフェアトレードへの関心と理解が高まるよう、さまざまなイベントやキャンペーンを繰り広げ、フェアトレード運動が新聞・テレビ・ラジオなどのメディアに取り上げられる。

基準3:地域社会への浸透

地元の企業や団体(学校や市民組織)がフェアトレードに賛同し、組織の中でフェアトレード産品を積極的に利用するとともに、組織内外へのフェアトレードの普及に努めている。
*「地元の企業」には個人経営の事業体等も含まれ、「地元の団体」には学校・大学等の教育機関や、病院等の医療機関、町内会・商工会等の地縁組織、各種の協同組合、労働組合、寺院・教会等の宗教団体、福祉・環境・人権・まちづくり分野等の様々な非営利・非政府団体(NPO・NGO)が含まれる。

基準4:地域活性化への貢献

地場の生産者や店舗、産業の活性化を含め、地域の経済や社会の活力が増し、絆(きずな)が強まるよう、地産地消やまちづくり、環境活動、障がい者支援等のコミュニティ活動と連携している。


基準5:地域の店等によるフェアトレード産品の幅広い提供

多様なフェアトレード産品が地元の小売店や飲食店等で提供されている。フェアトレード産品にはFI(国際フェアトレードラベル機構/Fairtrade International)ラベル認証産品とWFTO(世界フェアトレード連盟)加盟団体の産品、それに地域の推進組織が適切と認めるフェアトレード団体*の産品が含まれる。

*「適切と認めるフェアトレード団体」とは、少なくとも以下の条件を満たしている団体のことをいう。
a) WFTOの10原則に立って活動している(付属資料1参照)。
b) 事業の透明性が確保されている。

基準6:自治体によるフェアトレードの支持と普及

地元議会がフェアトレードを支持する旨の決議を行うとともに、自治体の首長がフェアトレードを支持する旨を公式に表明し、自治体内へのフェアトレードの普及を図っている。

Fair Trade Forum Japan フェアトレードタウン基準 2022年6月30日改定版 より
基準1〜5までは様々な地域でやっていそうですが、基準6をもって初めて認定が取れるんですね

■日本のフェアトレードタウン認定の市・町

1. 熊本市(熊本県)

2011年6月4日、日本で1番目のフェアトレードタウンに認定

2. 名古屋市(愛知県)

2015年9月19日、日本で2番目のフェアトレードタウンに認定

3. 逗子市(神奈川県)

2016年7月16日、日本で3番目のフェアトレードタウンに認定

4. 浜松市(静岡県)

2017年9月19日、日本で4番目のフェアトレードタウンに認定

5. 札幌市(北海道)

2019年 6月1日、日本で5番目のフェアトレードタウンに認定

6. いなべ市(三重県)

2019年9月23日、日本で6番目のフェアトレードタウンに認定

フェアトレードタウンのメリット

さて、フェアトレードタウンに認定されるとどういうメリットがあるのでしょうか?


地元の生産者を支える:フェアトレード製品の販売を促進することで、地元の農産物や工芸品の生産者が支えられます。これにより、安定した収入を得る機会を得て、地域経済が活性化します。

小売業者の成長:フェアトレード製品を提供する小売業者は、コミュニティ内での認知度が高まり、売上が増加します。これは地元の小売業者にとって収益を増やすチャンスとなります。

持続可能な農業:フェアトレードは、農業生産者に持続可能な方法で生産を行う助けになります。
環境への配慮が含まれ、農業における持続可能な実践が奨励されます。

街として発信できるので、海外の認知も生まれ、観光客が増える事例も!

海外のフェアトレードの認知・浸透度は日本よりもはるかに大きいので、そのような意識を持つ方が来てくれるのは嬉しいですね!

最後に:フェアトレードタウンの未来

フェアトレードタウンを推進している街は増加中。

認定される街も多くなっていくでしょう。

あなたの街でも新たなコミュニティが生まれているかもしれません。

倫理的なコミュニティのネットワークが広がることで、より多くの人々にフェアトレードのメリットが広まり、

個人とコミュニティが持続可能な未来を築くための一歩として、今後も重要な役割を果たし続けることを期待しましょう!

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